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J-GLOBAL ID:201702299927596561   整理番号:17A0252799

カザフ民族の食道上皮細胞に及ぼすN-メチル-N′-ニトロ-N-ニトロソグアニジンのエピジェネティック効果

Epigenetic effects of N-methyl-N′-nitro-N-nitrosoguanidine on Kazakh esophageal epithelial cells
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資料名:
巻: 99  号: 1-2  ページ: 160-170  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: D0907A  ISSN: 0277-2248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新疆ウイグル自治区のカザフ民族の食道癌発症率は極めて高い。そこでカザフ民族から採取した食道上皮細胞の初代培養細胞と発癌剤N-メチル-N′-ニトロ-N-ニトロソグアニジン(MMNG)を用いて発癌作用とエピジェネティック作用との関連を調べた。食道上皮細胞を0.75~3.00mg/lのMMNGに24時間曝露した。MMNG曝露で細胞増殖は濃度依存的に阻害されるとともにS期及びG2+M期に停止した細胞が増加することを見出した。また中程度の濃度以上の試験区の細胞でアポトーシス発生率が増加した。定量的PCR法とウェスタンブロット解析からMMNG曝露はDNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)1,3a,3bの遺伝子転写及び蛋白質レベルを有意に増加させることを明らかにした。さらにDNMT1及び3aの活性はいずれのMMNG曝露濃度でも有意に上昇しDNMT3bの活性は高濃度の曝露区で上昇した。以上の結果から食道上皮細胞の腫瘍形成の初期変化にはDNMTの遺伝子発現の増加と活性の上昇が含まれると考察した。
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  発癌機序・因子 
物質索引 (1件):
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