抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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里山を活用したきのこ栽培を実現するため,「わりばし種菌」によるクリタケ伐根栽培法について検討した。森林内のコナラ伐根(切り株)にチェーンソーで切り込みを入れ,「わりばし」に培養したクリタケ種菌を接種して伐根栽培を試みた。2005年6月に接種してから2009年11月までに接種した9か所の伐根のうち7か所で子実体が発生し,全伐根の合計収量は年々増加して発生開始4年目に最大となった。伐根における子実体発生部位は,当初は地際部であったが次第に地上部や地下の根部にも広がった。森林内に残された伐根に手軽にクリタケを接種して栽培する簡易な方法として利用可能なことを示した。(著者抄録)