抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境変動著しいベーリング海およびチャクチ海陸棚域において,植物プランクトン群集のモニタリングを空間的に行うことは重要である。本研究ではクロロフィルa濃度(Chla)および植物プランクトンサイズ比率(S
f,粒径5μ-181μm以上の存在比率)を海色衛星リモートセンシングより推定し,平年的な季節変動を調べた。S
fはChlaと連動した季節的変化を示したが,その相関には季節的な変動がみられ,動物プランクトンによる捕食圧など季節的に変動する外的要因との関係が示唆された。本研究結果より,海色衛星を用いたS
fの推定は,より高次の生態系とリンクした植物プランクトンの空間分布特性を議論可能とすることが示唆された。(著者抄録)