抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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農業,食,および遺伝子組換え作物を巡る国内外の情勢を概観し,遺伝子組換え技術の特質を考えるとともに,国民が不安感をもつ遺伝子組換え生物の安全性の考え方の一端を紹介する。世界の遺伝子組換え作物の栽培面積は2008年には1億2千万haに及んでいる。世界の食料需給や食品の安全性に対する不安を背景に農業への注目度が高まっており,今後の日本における遺伝子組換え技術の農業への活用方法を考える好機となっている。遺伝子組換え作物の開発にあたっては,安全性の論議を含め,国民との対話の下で推進することが重要である。