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J-GLOBAL ID：201002248821406905   整理番号：10A0374153

廃木材利用による温室効果ガス削減効果の現在と将来の比較解析-低炭素社会の代替物変化による影響-

Comparison of Current and Future Greenhouse Gas Reduction by Waste Biomass Utilization-Impact of Technological Changes in Substitutes in Low Carbon Society-

著者 (4件)： 矢野順也 (京大) ,  平井康宏 (京大) ,  酒井伸一 (京大) ,  出口晋吾 (アーシン)
資料名： 環境衛生工学研究  (Environmental & Sanitary Engineering Research)
巻： 24  号： 1  ページ： 8-16  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L0092A  ISSN： 0913-7025  CODEN： KAKKEQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 廃木材をバイオマス資源として活用する仕方には様々な指向があるが,GHG削減効果の評価如何では選択肢が異なってくる。ここでは廃木材利用技術についてGHG削減効果を定量的に試算することを目的とし,将来の代替物変化を考慮したライフサイクル解析を試みた。焼却施設に持ち込まれるごみ中の廃木材を対象とし,その性状に基づいて焼却処分,エタノール発酵などバイオマス利用法について比較評価を行った。総合評価の結果,発電利用が最も優位な選択肢であり,次いで熱利用,液体燃料化であることが判明した。液体燃料化が優位になるためには利用技術の開発・向上が必要である。

シソーラス用語： *廃材 ,  エネルギー資源 ,  *温室効果ガス ,  排出量 ,  ライフサイクル ,  エタノール発酵 ,  生物燃料 ,  内燃機関発電 ,  液体燃料 ,  廃棄物燃料 ,  バイオマス資源
準シソーラス用語： *バイオマス発電

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 廃木材 ,  温室効果ガス削減 ,  将来 ,  解析 ,  低炭素社会 ,  代替物