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J-GLOBAL ID:201002260639509740   整理番号:10A0377330

地球深部探査船「ちきゅう」の下北半島沖慣熟航海コア試料の年代モデル

著者 (23件):
資料名:
号: 87  ページ: 47-64  発行年: 2010年03月31日 
JST資料番号: L2430A  ISSN: 0022-9202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2006年の「ちきゅう」訓練掘削により採取した下北半島沖のC9001地点C孔の深度0~365mコアキャッチャー試料とD孔のライザー掘削による深度527~647mカッテイングス試料の分析を行った。コアは全般に塊状珪藻質シルト質粘土からなり,微化石を豊富に含む。全体に生物擾乱が強く小礫が泥層中に散在し,多くの火山灰層と砂層を挟在する。石灰質ナノ化石・浮遊性有孔虫・底生有孔虫・珪藻・放散虫の群集変遷および特定種の初出現・最終産出により,生層序を確立した。C孔の古地磁気は全て正磁極で,酸素・炭素同位体比の変動は,SPECMAP標準曲線の酸素同位体ステージ(MIS1~MIS18)に対比できる。火山灰層2(支笏第一,阿蘇4),放散虫6,珪藻4,ナノ化石4,有孔虫1,古地磁気1の示準面を基に,年代モデルを確立した。C孔下限はブリュンヌ/マツヤマ境界を越えていない。約62cm/kyrの堆積速度で,約80万年間近く連続堆積した。一方,D抗では約17cm/kyrと遅く,深度500m(約0.9Ma)付近に堆積速度の変換点がある。
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分類 (2件):
分類
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第四紀  ,  新生代 
引用文献 (45件):
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