抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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X線を用いた分析機器においては,平面検出器を用いた技術の進展が目覚ましい。この平面検出器には,イメージングプレート,CCD,フラットパネルを用いた積分型とX線光子計数計型がある。本稿においては,後者に属するパルス計数型X線画像検出器(PILATUS)について紹介を行なうと共に,いくつかの応用例を示した。初めに積分型とパルス計数型の違いについて示し,パルス計数型は入力X線信号を一つ一つの粒子として観測できるメリットを述べた。応用例では,鋼板の溶接凝固組織への応用(時分割X線回折)およびFe-4Mn合金酸化膜への応用(X線吸収端微細構造=XAFS)について示した。