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J-GLOBAL ID：201002280392222109   整理番号：10A1004051

ディーゼル機関におけるPCCI燃焼の改善

著者 (1件)： 堀部直人 (京大)
資料名： エンジンテクノロジーレビュー  (機械の研究 別冊)
巻： 2  号： 4  ページ： 60-67  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： L7473A  ISSN： 1884-1961  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ディーゼル機関の予混合圧縮自着火(PCCI)燃焼は,低負荷域でのNO_xとPMを低減できる。ここでは,低負荷から中負荷におけるEGR率と噴射時期が,性能と排気に及ぼす影響を調べた。また,二段噴射によって,噴射量配分や噴射時期を変えながら,負荷に応じた燃焼制御を実験解析し,次項のほか,詳細な知見を得た。1)一段目噴射の少量化によって,最大圧力上昇率を低減でき,また,低EGR率によって,未燃物質排出を抑制できる,2)低負荷域での未燃物質と煤の排出抑制には,一段目噴霧の着火前に,二段目噴射が必要である,3)多量噴射では,一段目噴射時期を早め,煤を抑制し,また,TDC近くでの二段目噴射によって,NO_xと最大圧力上昇率を抑制できる,4)中負荷域での熱効率は低い。

シソーラス用語： *ディーゼル機関 ,  *予混合燃焼 ,  *排気ガス制御 ,  *燃焼特性 ,  酸化窒素 ,  微粒子 ,  煤 ,  排ガス循環 ,  点火時期 ,  着火性 ,  燃焼試験 ,  台上試験 ,  有効性 ,  技術開発
準シソーラス用語： EGR率 ,  圧力上昇率 ,  燃料噴射タイミング ,  燃料噴射量 ,  未燃焼混合ガス ,  *予混合圧縮着火燃焼

分類 (3件)： 圧縮点火機関  (PB02030N) ,  燃焼一般  (XE04010W) ,  有害ガス調査測定  (SB03050T)

タイトルに関連する用語 (2件)： ディーゼル ,  燃焼