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J-GLOBAL ID：201002289665454340   整理番号：10A0153116

CaO触媒内包型マイクロカプセルを用いたバイオディーゼル燃料の合成

著者 (6件)： 古澤毅 (宇都宮大) ,  倉山文男 (宇都宮大) ,  吉川朋美 (宇都宮大) ,  半田浩亮 (宇都宮大) ,  佐藤正秀 (宇都宮大) ,  鈴木昇 (宇都宮大)
資料名： バイオマス科学会議発表論文集
巻： 5th  ページ： 144-145  発行年： 2010年01月20日 
JST資料番号： L6019A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マイオマス資源からのバイオディーゼル燃料(BDF)の製造が近年注目を集めている。BDFの主成分であるFAMEを合成するエステル交換反応は目的物であるFAMEとグリセリンを製造する反応であり,現在はKOHと言った均一系触媒が利用されているが,分離費用などで問題点を抱え,一方不均一系触媒の利用も新たな問題点を生じた。そこで活性種の溶出を抑制し,触媒の完全分離回収を可能にするマイクロカプセルに着目した。膜材質をアルギン酸ナトリウムとし,商品酸化カルシウム触媒を内包したカプセルを製作し,カプセル内部を反応場とするFAME合成を検討した。調製した触媒と菜種油,メタノールをフラスコに導入し,60°Cで撹拌・還流しながら反応を行い,遠心分離,メタノール除去後にFAME収率を算出した。酸化カルシウム内包化によって触媒の完全改修が容易になるだけではなく,カルシウムの溶出を抑制し高い活性が維持された。

シソーラス用語： *酸化カルシウム ,  *マイクロカプセル ,  *ディーゼル燃料 ,  生産工程 ,  カルボン酸エステル ,  エステル交換 ,  *触媒 ,  *アルギン酸 ,  *触媒調製 ,  *触媒活性 ,  性能評価 ,  菜種油 ,  *カプセル封じ ,  脂肪族アルコール ,  *バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： 製造プロセス ,  FAME ,  エステル交換反応 ,  *不均一系触媒 ,  均一触媒 ,  *アルギン酸ナトリウム ,  *カプセル化【物質】

分類 (4件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I) ,  液体燃料工業  (YE03000F)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： CaO ,  触媒 ,  内包 ,  マイクロカプセル ,  バイオディーゼル燃料