抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気候とは,気温や降水量など日々変化する気象要素の長期間の平均を指す。気象機関が異常気象や災害などを調査する場合には,人の一世代,30年間を取ることが多い。地球の平均気温は,太陽から受ける放射エネルギーと地球が宇宙へ放出する放射エネルギーの釣合いの結果決まっている。地球の平均温度は単純計算すると-18°Cとなるが,大気中の二酸化炭素や水蒸気が赤外波長域の放射を吸収,射出するため地表面は+15°Cと住みやすい惑星になっている。日本上空のジェット気流と南のエルニーニョの影響で寒暖の差が大きくなる。天気,気候は色々な時間スケールでゆらいでいる。地球の気候で異常気象が時々生じるのが平常である。人為要因による地球温暖化への対策を遅らせてよいと考える要素はない。温室効果ガス排出抑制は喫緊の課題である。