特許
J-GLOBAL ID:201003002107625177

改質器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-179736
公開番号(公開出願番号):特開2010-018477
出願日: 2008年07月10日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
【課題】改質を開始するための投入エネルギーに排熱レベルの熱エネルギーを用いて、触媒に依存しない燃料改質法を提供する。【解決手段】燃料にジメチルエーテル110と空気の混合気を用い、複数に折れ曲がった部位をもつ予熱された反応流路510内に導入し、流量条件,混合比条件,温度条件を緻密に制御することでジメチルエーテルの低温における連鎖分岐反応を励起する条件に固定する。このとき、ジメチルエーテルに含まれる炭素成分の大部分が一酸化炭素へと変換され、水素も発生する。一酸化炭素は水性ガスシフト反応を用いることで高効率かつ触媒なしで水素への転換が可能である。低温における連鎖分岐反応を励起するのに必要な予熱温度は300°C以下であるため、通常の触媒を用いる改質器に比べて投入エネルギーが少なくてすみ、しかも触媒特有の性能劣化やメンテナンス性に対する配慮は不要であり、改質システムとしての簡素化が可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ジメチルエーテル(DME)と酸素と不活性ガスからなる酸化剤とを混合した燃料ガス(混合気)を 式(1)、式(2)からなる 一酸化炭素(CO)を経由した二段階の気相反応過程を経て水素を得る改質器。 CH3OCH3 + 2O2 → 2CO + 3H2O ・・・式(1) 2CO + 2H2O → 2CO2 + 2H2 ・・・式(2)
IPC (2件):
C01B 3/32 ,  C01B 3/48
FI (2件):
C01B3/32 Z ,  C01B3/48
Fターム (7件):
4G140EA01 ,  4G140EA07 ,  4G140EB03 ,  4G140EB13 ,  4G140EB14 ,  4G140EB16 ,  4G140EB32

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