特許

J-GLOBAL ID：201003063497889080

セルロース誘導体およびそれを含有する光電変換膜

発明者： 中坪 文明 ,  榊原 圭太 ,  小川 泰弘
出願人/特許権者： 国立大学法人京都大学
代理人 (6件)： 高島 一 ,  土井 京子 ,  鎌田 光宜 ,  田村 弥栄子 ,  山本 健二 ,  村田 美由紀
公報種別：再公表公報
出願番号（国際出願番号）：JP2008058651
公開番号（公開出願番号）：WO2008-140048
出願日： 2008年05月09日
公開日（公表日）： 2008年11月20日
要約：

新規な光電変換装置のために有用な化学構造をもつ物質を提供し、好ましくは有機色素を用いる従来の光電変換系と同等かそれ以上の光電効率を有する物質の提供。 可視光を吸収して光電流を発生し得る化学構造をもつ有機基(Q)が導入されたセルロース誘導体であって、隣接する有機基(Q)がセルロース骨格中の一定間隔離れた置換位置に導入されている、セルロース誘導体。好適には、セルロース骨格中の有機基(Q)の置換位置とは異なる置換位置に長鎖アルキル基がさらに導入されている。さらに好適には、有機基(Q)がセルロースのピラノース環の6位の炭素原子の少なくとも一部にエステル結合またはエーテル結合を介して導入され、長鎖アルキル基がセルロースのピラノース環の2位および3位の炭素原子の少なくとも一部にエステル結合またはエーテル結合を介して導入されている。

請求項（抜粋）：

可視光を吸収して光電流を発生し得る化学構造をもつ有機基(Q)が導入されたセルロース誘導体であって、 隣接する有機基(Q)がセルロース骨格中の一定間隔離れた置換位置に導入されている、セルロース誘導体。

IPC (2件)：

C08B 3/14 ,  H01L 31/04

FI (2件)：

C08B3/14 ,  H01L31/04 Z

Fターム (17件)：

4C090AA01 ,  4C090BA25 ,  4C090BA28 ,  4C090BB12 ,  4C090BB33 ,  4C090BB36 ,  4C090BB52 ,  4C090BB67 ,  4C090BB77 ,  4C090BB92 ,  4C090BB94 ,  4C090BD32 ,  4C090CA36 ,  4C090CA38 ,  4C090DA10 ,  4C090DA31 ,  5F051AA12