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J-GLOBAL ID：201102204654250612   整理番号：11A1679298

北陸地域に多発する大豆しわ粒の発生防止技術の開発 I編 大豆しわ粒発生機構の解明 第4章 北陸地域における優良生産地としわ粒多発地帯の比較に基づくしわ粒発生要因の解明 1.北陸地域全体

著者 (5件)： 小原洋 (農環研 農業環境インベントリーセ) ,  亀川健一 ,  新良力也 (農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農総研セ) ,  大野智史 (農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農総研セ) ,  関口哲生 (農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農総研セ)
資料名： ファーミングシステム研究  (Farming System Research)
号： 10  ページ： 76-83  発行年： 2011年09月30日 
JST資料番号： L3781A  ISSN： 1345-0603  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイズのしわ粒発生要因を明らかにするため,発生率の異なる北陸地域と上越地域の圃場について,圃場条件(気象要因,土壌分類,土壌特性,排水性,肥沃度等),栽培管理(栽培履歴,栽培条件,土壌改良,有機物施用等)およびダイズの生育収量・形質などを調査した。その結果北陸地域調査では,気象要因は地域間,年次間の差が大きく,強風・水害・乾燥などが気象ストレスとして影響し,成熟期が早かったり収量が少ないとしわ発生率が多い傾向が見られた。輪作や連作による土壌肥沃度の低下によるしわ発生率増加が一部に見られた。また年次によってグライ土・灰色低地土の圃場で発生が高い傾向が認められた。一方上越では牛糞堆肥施用区でやや減少傾向が見られ,多発圃場においては石灰窒素・溶リン・ケイ酸カリの組合せで軽減効果が見られた,など。

シソーラス用語： *ダイズ ,  *種子 ,  *皺 ,  北陸地方 ,  新潟県 ,  作物収量 ,  肥沃度 ,  輪作 ,  連作 ,  圃場試験 ,  *土壌特性 ,  気象要素 ,  堆肥 ,  石灰窒素 ,  ケイ酸カリウム ,  *比較試験 ,  施肥
準シソーラス用語： *しわ粒 ,  *子実 ,  上越

分類 (4件)： 発生,成長,分化  (EH02030U) ,  豆類  (FC03035U) ,  土壌化学  (FB04040C) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

引用文献 (3件)：

• 1.土壌環境分析法編集委員会編(1997)土壌環境分析法.博友社東京
• 2.小原洋・関口哲生・大野智史(2007)2006年新潟県上越地域の大豆品質(しわ粒)と圃場・土壌条件の関係.新潟アグロノミー,第43号,52-59
• 3.農耕地土壌分類委員会(1995)農耕地土壌分類第3次改訂版農業環境技術研究所資料第17号

タイトルに関連する用語 (6件)： 北陸 ,  地域 ,  大豆 ,  しわ ,  開発 ,  発生要因