抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1945年の第二次世界大戦の終戦後,我が国では荒廃した国土の復興が迅速に進められ,時を移さず経済成長を支えるための社会資本の整備が着実に進められた。伝統的な建設技術を基盤として新技術の開発と発展を進め,その技術力は,世界のトップレベルに到達するまでになった。しかしながら1990年代初めのバブル経済破綻以降,今日まで“社会資本整備”を取り巻く環境は厳しい状況が続いている。いわゆる,雇用2007年問題といわれる団塊の世代の大量退職が現実となり,専業化,分業化に伴い建設プロジェクトにおける施工管理技術力の低下が顕在化している。本研究は,技術力低下の原因となっている技術の空洞化の実態を定量定期に把握し,技術伝承問題の対応策の策定を試みたものである。(著者抄録)