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J-GLOBAL ID：201102205469671454   整理番号：11A0904772

中干しが灌漑地区の取水パターンへ及ぼす影響の事例分析

著者 (3件)： 堀川直紀 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  吉田武郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  増本隆夫 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農村工学研究所技報  (農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所技報)
号： 211  ページ： 109-119  発行年： 2011年03月31日 
JST資料番号： S0488B  ISSN： 1882-3289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「中干し」は灌漑期間中の一時期水田を非湛水状態にする水田灌漑方法であり,中干し期間は取水量が減少するため,水資源管理の観点からは節水技術として位置付けられる。今後,環境問題,地球温暖化問題等を背景に環境保全等の新たな役割が求められると考えられる中干しの現況,用水計画における位置付け,事例分析について述べた。分析結果から,中干し期の水収支(期間中の消費水量),中干しの灌漑地区の取水に与える影響に着目した知見が得られた。

シソーラス用語： *水田 ,  *灌漑 ,  *栽培管理 ,  水管理 ,  取水 ,  貯水池 ,  水収支 ,  資源管理 ,  環境保全 ,  事例研究 ,  農業用水
準シソーラス用語： 水資源管理 ,  *節水灌漑 ,  *中干し ,  農業灌漑

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  貯水池,調整池  (RC16030Z)

引用文献 (43件)：

• 1) 足立忠司(1979):田畑輪換と還元田用水量,土壌の物理性,39,30-34
• 2) 長智男い黒田正治・星野孝文(1984):暖地における水田水管理の特性,農土誌,52(11),17-22
• 3) 古木敏也・多田敦・林幹直・上村道子(1970):ホ場整備に伴う透水条件の変化について,農土試報告,8,129-160
• 4) 池橋宏(2005):稲作の起源,講談社
• 5) 岩崎和巳(1989):水管理計画,改訂5版農業土木ハンドブック,112-113

タイトルに関連する用語 (5件)： 中干し ,  灌漑 ,  地区 ,  取水 ,  事例分析