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J-GLOBAL ID:201102205667113238   整理番号:11A1127843

製紙スラッジ焼却灰(PS ash)から可視光応答型光触媒の創製

Preparation of Visible-light Responsive Photocatalyst from Paper Sludge Ash (PS ash)
著者 (4件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 692-700  発行年: 2011年07月01日 
JST資料番号: G0115A  ISSN: 0022-815X  CODEN: KAGIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,PS ashに含まれる酸化チタンを,可視光に応答する光触媒に転換することを試みた。第一段階として,PS ashに対して,アルカリ処理を行い,チタン酸ナトリウムへ転換させた。次いで,このチタン酸ナトリウムを酸洗浄することで,Na成分を除去し,塩化アンモニウムに加え,それぞれ,300°C,400°C,500°C,600°C及び700°Cで焼成処理を行ない薄黄色に着色された試料を得た。紫外・可視拡散反射スペクトル分析の結果,いずれの試料も,波長400-500nmに新たな吸収が認められ,可視光を吸収している結果が得られた。これらの試料についてアセトアルデヒド除去試験を行った結果,いずれの試料も,ハロゲンランプの可視光照射により,アセトアルデヒドの分解が確認されたことから,PS ashから可視光応答型光触媒の創製に成功した。各試料の分解活性の評価を行うため,見かけの量子収率を算出したところ,400°Cで焼成された試料が,最も高活性であった。可視光応答化メカニズムを解明するために,酸化チタンFA-55Wに対して,アルカリ・酸処理後の塩化アンモニウムを加えた400°C焼成処理を行い,X線光電子分光分析を行った結果,結合エネルギー400eVにXPSピークが確認された。この結果より,酸化チタン構造中にNOxのような化学形態の窒素が取り込まれたため,可視光化が発現されたと結論付けた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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廃棄物処理  ,  光化学一般 
物質索引 (1件):
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引用文献 (15件):
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