文献

J-GLOBAL ID：201102209520846790   整理番号：11A1180721

機能性包装フィルムの最新技術動向 バイオプラスチックフィルム ポリ乳酸フィルムのガスバリア性

著者 (3件)： 佐藤修一 (明治大) ,  兼橋真二 (明治大) ,  永井一清 (明治大)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 59  号： 3  ページ： 68-72  発行年： 2011年03月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プラスチックフィルムのガスバリア性について説明した。プラスチックフィルムのガスバリア性を議論する上で,フィルムにおけるガス分子の拡散性と溶解性を考慮することが必要不可欠である。生分解性プラスチックの中で代表的に用いられているポリ乳酸フィルムのガスバリア性について述べた。ポリ乳酸フィルムの窒素,酸素および二酸化炭素の透過係数,拡散係数,溶解度係数を挙げた。さらに,ポリ乳酸フィルムの結晶化度と透過係数,拡散係数および溶解度係数との関係を示した。非晶性ポリ乳酸フィルムの透過係数が結晶性ポリ乳酸フィルムより大きな値を示した理由が,溶解度係数ではなく拡散係数に依存していることが分かった。

シソーラス用語： 二次代謝産物 ,  *ポリ乳酸 ,  *ガスバリヤ性 ,  *包装材料 ,  *プラスチックフィルム ,  溶解度 ,  透過率 ,  拡散係数 ,  生分解性高分子 ,  結晶度 ,  高分子結晶 ,  酸素 ,  窒素 ,  二酸化炭素
準シソーラス用語： バイオプラスチック ,  食品包装フィルム

分類 (3件)： 包装材料  (YH06030Q) ,  食品包装  (FJ02030B) ,  物理的性質一般  (YH02021U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 機能性 ,  包装フィルム ,  技術動向 ,  プラスチックフィルム ,  ポリ乳酸 ,  フィルム ,  ガスバリア性