文献

J-GLOBAL ID：201102215267007515   整理番号：11A1318804

農林水産生態系の炭素循環の解明と炭素循環モデルの開発 第1章 森林生態系の炭素循環の解明と炭素循環モデルの開発(4)流域スケールにおける数値地形情報を用いた森林土壌炭素蓄積量推定法の開発

著者 (7件)： 吉永秀一郎 (森林総合研) ,  伊藤江利子 (森林総合研) ,  酒井寿夫 (森林総合研) ,  三浦覚 (森林総合研) ,  鳥居厚志 (森林総合研) ,  小林政広 (森林総合研) ,  今矢明宏 (森林総合研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 483  ページ： 73-78  発行年： 2011年07月29日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 数値地形情報から算出される地形特性値を用いて土壌炭素量を推定する手法を開発した。数千ヘクタールの小流域では,10mDEMを用い,標高,斜面の凹凸の度合い並びに物質の集積度合いを示す地形特性値を用いた重回帰モデルにより,土壌炭素量の推定が可能となった。この手法をスケールアップするために50mDEMを用いた3次メッシュの地点における土壌炭素量を推定するためのモデルを作成し,充分な予測精度が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： 生態系 ,  *炭素循環 ,  *森林土 ,  *土壌分析 ,  小流域 ,  多重回帰分析 ,  炭素 ,  土壌炭素
準シソーラス用語： 重回帰分析 ,  森林生態系 ,  *炭素蓄積量

分類 (1件)： 土壌物理  (FB04030R)

引用文献 (3件)：

• 1) Bel1 J. C. et al. (2000) . A soil-terrain model forestimating spatial patterns of soil organic carbon. p.295-310. In Wilson J. P. et al. (ed. ) Terrain analysis-Principles and applications. John Wiley & Sons, NewYork.
• 2) 沖村孝ら(1994).推定表土層厚を用いた崩壊発生位置の予測一仙台入菅谷W地区一.建設工学研究所報告.36:237-256
• 3) Morisada K. et al.(2004).Organic carbon stockin forest soils in Japan. Geoderma. 119:21-32

タイトルに関連する用語 (12件)： 生態系 ,  炭素循環 ,  モデル ,  開発 ,  森林生態系 ,  流域 ,  スケール ,  数値 ,  地形情報 ,  森林土壌 ,  炭素蓄積量 ,  推定法