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J-GLOBAL ID：201102223238241579   整理番号：11A0187779

植物の環境適応ストラテジー:動かない植物の巧みなマネジメント術 病原体による免疫抑制化と植物の免疫戦略

著者 (2件)： 八丈野孝 (理研 植物科学研究セ) ,  白須賢 (理研 植物科学研究セ)
資料名： 細胞工学  (Cell Technology)
巻： 30  号： 2  ページ： 155-160  発行年： 2011年01月22日 
JST資料番号： Y0229A  ISSN： 0287-3796  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物は病原体が共通に持つ生体構成物質PAMPを認識して初期防御反応を誘導する。それに対して病原体はエフェクターと呼ばれるタンパク質を多数分泌し多角的に防御反応を撹乱して感染,増殖する。これに対して植物は抵抗性(R)タンパク質群によるエフェクターの認識機構を発達させており,強力な防御反応を誘導する。近年のPAMP受容体の発見やエフェクターと抵抗性タンパク質の機能解析により植物免疫の研究は著しく進んできた。本稿では,植物と病原体がいかにダイナミックで巧妙な戦略で攻防を繰り広げているかを紹介したい。(著者抄録)

シソーラス用語： 環境順応 ,  *植物病原菌 ,  免疫抑制作用 ,  生体防御 ,  耐病性 ,  分泌タンパク質 ,  *自然免疫 ,  分子認識 ,  パターン認識 ,  抗原 ,  植物タンパク質 ,  Arabidopsis ,  エフェクタ
準シソーラス用語： R蛋白質 ,  病原体関連分子パターン

分類 (1件)： 植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： 植物 ,  環境適応 ,  ストラテジー ,  マネジメント ,  病原体 ,  免疫抑制 ,  免疫 ,  戦略