文献

J-GLOBAL ID：201102227263891699   整理番号：11A0773218

木酢液のナメクジ類に対する忌避効果 その4-きのこ露地栽培における濃縮木酢液を用いた忌避効果試験-

著者 (2件)： 高木茂 (長野林総セ) ,  増野和彦 (長野林総セ)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 61st  ページ： ROMBUNNO.O19-P-AM04  発行年： 2011年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： きのこ露地栽培については,ナメクジ類が子実体を食害することにより商品価値が失われてしまうため,その食害対策が課題となっている。ナメクジ類に対しては木酢液が強い忌避効果を持つことが知られているが,冷凍濃縮法により得られた濃縮木酢液を用いることで,忌避効果の持続性を高められることがわかっている。そこで,クリタケ培地土中埋設栽培法によるクリタケ栽培において,培地の周囲を濃縮木酢液を浸漬させた綿布によって囲むことで,発生する子実体が収穫されるまでの期間,周辺に生息するナメクジ類による食害を低減させることが可能であるか実証するため本試験を行った。その結果,一定量の濃縮木酢液を浸漬させた綿布を用いることにより,子実体発生から収穫までの15日間にわたり高い忌避効果が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： *ナメクジ ,  *木酢液 ,  *マツタケ目 ,  食用きのこ ,  露地栽培 ,  忌避作用 ,  防除 ,  食害 ,  有害生物防除
準シソーラス用語： Incilaria fruhstorferi ,  *クリタケ ,  ヤマナメクジ ,  化学的防除 ,  食害防除

分類 (3件)： 有害動物による植物被害一般  (FC04071D) ,  野菜  (FC03043X) ,  化学的防除  (FC05050X)

タイトルに関連する用語 (7件)： 木酢液 ,  ナメクジ ,  忌避効果 ,  きのこ ,  露地栽培 ,  濃縮 ,  試験