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J-GLOBAL ID：201102238061121010   整理番号：11A1766873

GAPの動向と課題〔11〕-愛媛県におけるGAPに対する関係者の認識と導入阻害要因-

著者 (2件)： 河野靖 (愛媛県 農林水産部) ,  南石晃明 (九大 大学院農学研究院)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 86  号： 11  ページ： 1107-1112  発行年： 2011年11月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農林水産省は食の安全および環境保全をめざしてGAP(農業生産工程管理)を推進しており,JGAPの認証数は2011年7月には189(農場数1583)なり,GAPの導入は徐々に進んでいる。しかし,愛媛県でのGAPの導入は2産地に留まり,他の産地への普及が進んでいない。そのため,愛媛県内の生産者などを対象にGAPに関する聞き取り調査,県内の農政局および農林水産研究所を対象にアンケート調査を2009および2010年に行った。GAPに対する認知度は2010年にはやや増加したが,依然として,GAPの知識がない,導入のメリットが不明という回答が多かった。生産履歴の記帳に取り組んでいる生産者は多いが,GAPを導入・推進するためには情報システムを有効に活用することが必要である。さらに,地域の実情をあわせた運用体制の整備が求められている。

シソーラス用語： *認証 ,  度 ,  経歴 ,  愛媛県 ,  因子 ,  情報システム
準シソーラス用語： *GAP【認証】 ,  JGAP ,  生産履歴 ,  阻害要因 ,  認知度 ,  農業生産工程管理

分類 (1件)： ドキュメンテーション  (FA01020I)

引用文献 (16件)：

• 木村 浩・南石晃明・前山 薫・松浦貞彦・河野 靖・菊池 孝 2010. GAPナビゲーションシステムの実証評価と課題. 農業情報学会 2010年度オーガナイズセッション・個別発表講演要旨集:3-4.
• 木村 浩・南石晃明 2011. GAPの動向と課題〔8〕−GAPナビの開発と実証試験−. 農業および園芸86(8):845-850.
• 木村 浩・南石晃明 2011. GAPの動向と課題〔9〕−GAP取組支援データベースの構築−. 農業および園芸86(9) :939-942.
• 河野 靖・渡辺 久・南石晃明 2009. 事例調査から見た適正農業規範GAP導入の阻害要因と今後の展望. 農業情報学会2009年度講演要旨集:1-2.
• 河野 靖・菊池 孝・南石晃明2010. GAPに対する農業関係県職員と農業者の認識−愛媛県を事例として−. 農業情報学会2010年度講演要旨集. 1-2.

タイトルに関連する用語 (4件)： GAP ,  動向 ,  愛媛 ,  阻害要因