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J-GLOBAL ID:201102251267060684   整理番号:11A0820505

低濃度のアルカリを含む亜臨界水処理による石炭灰への官能基形成

Generation of Functional Groups onto Coal Fly Ash by Treatment with Sub-Critical Water Containing Dilute Alkali
著者 (8件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 46-52  発行年: 2010年12月10日 
JST資料番号: G0435A  ISSN: 0470-6455  CODEN: NEKAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,廃棄物である石炭灰のゼオライト法とは異なる有効利用法として,石炭等を燃焼する火力発電所から利用可能な超臨界水や亜臨界水を使用し,低濃度のアルカリ(LiOH,KOHまたはNaOH)を含む高温の水処理による石炭灰表面への官能基の形成を試みた。亜臨界水処理後にオートクレーブから回収したスラリーサンプルを反応溶液と反応固形分に固液分離した。回収した溶液はpHを測定後,Si,Al,Li,NaおよびKの定量分析を高周波誘導結合プラズマ発光分析により行った。また固形分のキャラクタリゼーションを,XRD,TG,FTIR,SEMで行った。その結果,石炭灰をアルカリ含有亜臨界水で処理すると,生成物表面にSi-OH基を新たに形成できることが分かった。Si-OH基の生成は,熱重量測定における200°Cから500°Cにかけての質量の大きな減少およびpH=10における陽イオン交換容量の増大により示唆された。亜臨界水処理によって有機陽イオンであるメチレンブルーの吸着量も増大した。生成物の陽イオン吸着能を更に高めるためには,原料石炭灰の比表面積を増大させる低コストの手法開発が必要である。
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