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J-GLOBAL ID:201102257450032566   整理番号:11A0887469

仮想天文台からの初期の科学的結果: z=0.3~3.0でのAGNと銀河クラスタリング

Early Science Result from the Japanese Virtual Observatory: AGN and Galaxy Clustering at z=0.3 to 3.0
著者 (6件):
資料名:
巻: 63  号: SP2  ページ: S469-S491  発行年: 2011年03月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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0.3から3.0までの赤方偏移のAGNと銀河に対して計画された交差相関分析の結果を提示した。AGNの周りのすばる望遠鏡主焦点カメラ像とUKIDSSカタログデータを求めるために仮想天文台(JVO)を使用した。0.6より大きい赤方偏移でのAGN-銀河クラスタリングに関する既存の研究で使用されたサンプルより更に約10倍多い1809個のAGNを調べた。AGNサンプルの90%はSDSSと2dFのカタログから光学的に選択したAGNである。低赤方偏移の銀河サンプルはUKIDSSサーベイからの多数の赤い天体を含むが,高赤方偏移の銀河サンプルは主焦点カメラからの主に青い銀河である。0.3から1.8までの赤方偏移のAGNの周りでかなり過剰な銀河を見つけた。低赤方偏移(0.9未満)サンプルに対して,AGNが典型的局部銀河の周りの類似の環境に居住することを示すr0=5~6h-1Mpc(γ=1.8)の相関長を得た。また,高赤方偏移領域のAGNは低赤方偏移AGNより高密度な環境に居住することも分かった。z=1.3~1.8のAGNに対して交差相関長を測定し,11-3+6h-1Mpc(γ=1.8)を得た。本稿の銀河サンプルが赤方偏移範囲の主焦点カメラを用いた光学観測に基づいていることを考慮したとき,星形成銀河はAGNの周りにクラスタ化されることが観測される多数の天体からなることが期待される。仮想天文台系を通じたアーカイブの使用により,中間赤方偏移AGNの小規模環境を調査するための強力な道具が提供できることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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宇宙論  ,  宇宙線起源 
引用文献 (155件):
  • Abazajian, K., et al.2004, AJ, 128, 502
  • Abazajian, K. N., et al.2009, ApJS, 182, 543
  • Adelberger, K. L,,& Steidel, C. C.2005, ApJ, 630, 50
  • Arp, H. C., Burbidge, E. M., Chu, Y.,& Zhu, X.2001, ApJ, 553, 11
  • Bade, N., Fink, H. H., Engels, D., Voges, W., Hagen, H.-J., Wisotzki, L.,& Reimers, D.1995, A & AS, 110, 469
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