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J-GLOBAL ID：201102262217699031   整理番号：11A0410836

電力消費情報の提示が研究室での省エネ意識および行動に与える影響

The effects of information presentations about energy-consumption on attitude and behavior toward energy-saving

著者 (3件)： 竹橋洋毅 (名古屋大) ,  元吉忠寛 (名古屋大) ,  片山正昭 (名古屋大)
資料名： 電気学会通信研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： CMN-11  号： 1-9.11-13  ページ： 25-30  発行年： 2011年01月27日 
JST資料番号： X0478A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,エネルギー削減を職場,家庭等において啓発することを目的に,大学におけるエネルギー消費に対する2種類の介入効果を検討した。本研究では2つの工学系研究室を対象に調査した。第1の介入策として実験開始から2週間ポスターを提示し,省エネ活動を喚起した。その後,第2のフィードバック介入期間として,消費電力(照明系,コンセント系)等の情報を提示した。フィードバック介入効果は研究室により異なるが,介入効果が見られた研究室では,規範意識と効力感が高く,コスト認識が低いという特徴があった。また,コンセント系では電力削減量が12%,照明系では21%に達し,時間経過とともに効果は強められた,こと等を明らかにし,本研究の限界と今後の展望も紹介した

シソーラス用語： 減少 ,  *環境保全 ,  行動 ,  電力消費 ,  情報サービス ,  可視化 ,  意識調査 ,  効果 ,  *人間工学 ,  省エネルギー技術 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  CO2排出量削減 ,  介入効果 ,  啓蒙活動 ,  情報提供

分類 (2件)： 発電一般  (NB03010W) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (13件)：

• Organisation for Economic Co-operation and Development (OECD): “OECD Environmental Outlook 2002”(2002) Available online:/http://www.oecd.org/dataoecd/51/6/2088589.pdf.
• 環境省: “2008年度 (平成20年度) の温室効果ガス排出量 (速報値) <概要>”(2009).
• Abrahamse, W., Steg, L., Vlek, C.,& Rothengatter, T.: “A review of intervention studies aimed at household energy conservation”, Journal of Environmental Psychology, 25, 273-291(2005)
• Becker, L. J.: “Joint effect of feedback and goal setting on performance: A field study of residential energy conservation”, Journal of Applied Psychology, 63, 428-433(1978)
• van Dam, S. S., Bakker, C. A.,& van Hal, J. D. M.: “Home energy monitors: impact over the medium-term”, Building Research & Information, 38, 458-469(2010)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電力消費 ,  研究 ,  省エネ ,  意識 ,  行動