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J-GLOBAL ID：201102271141442230   整理番号：11A0825871

Dual-SOMの位相構造学習に基づく発話ロボットの自律的音声獲得

Autonomous Voice Acquisition of a Talking Robot Based on Topological Structure Learning by Applying Dual-SOM

著者 (3件)： 木谷光来 (香川大 大学院工学研究科) ,  原達矢 (香川大 大学院工学研究科) ,  澤田秀之 (香川大 工)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 77  号： 775  ページ： 1062-1070 (WEB ONLY)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人間の音声生成機構を機械モデルで再現し,人間のように聴覚フィードバック学習により自律的に音声生成手法を獲得することのできる発話ロボットの研究を進めてきた。これまでに,自己組織化ニューラルネットワークを用い,ロボットが適応的に発話手法を獲得できることを示したが,不適切な発話動作を生成する問題が見られた。そこで本稿では,3次元特徴マップを用いた3次元SOMを提案する。音響特徴量を用いて作成される3次元SOMと,モータ制御量を用いて作成される3次元SOMの対応関係を学習するdual-SOMを構築し,発話ロボットがより適切に発話手法の獲得が可能となることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *知能ロボット ,  音声 ,  機構 ,  バイオフィードバック ,  音響特性 ,  数値 ,  *自己組織化特徴マップ ,  音響特徴量 ,  *発話ロボット
準シソーラス用語： 生成機構 ,  聴覚フィードバック

分類 (2件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (11件)：

• (1) Flanagan, J.L., Speech Analysis Synthesis and Perception (1972), Springer-Verlag.
• (2) 神田尚,尾形哲也,高橋徹,駒谷和範,奥乃博,“人工神経回路モデルと声道物理モデルを用いた母音模倣モデルに基づく音素獲得シミュレーション”, 日本ロボット学会誌,Vol. 27,No. 7 (2009),pp.802-813.
• (3) 澤田謙次,大須賀公一,小野敏郎,“機械式音声合成装置の実現に向けて-第2報:構音のための舌のモデルの一提案-”,日本ロボット学会誌,Vol. 17,No. 7 (1999),pp.1001-1008.
• (4) 福井孝太郎,新宅英磁,誉田雅彰,高西淳夫,“生理学的構造に基づく人間形発話ロボットの声帯機械モデル”,日本機械学会論文集(C編),Vol. 73,No. 734 (2007),pp.2750-2756.
• (5) Miura, K., Asada, M., and Yoshikawa, Y., “Unconscious Anchoring in Maternal Imitation that Helps Finding the Correspondence of Caregiver's Vowel Categories”, Advanced Robotics, Vol. 21, No. 13 (2007), pp. 1583-1600.

タイトルに関連する用語 (6件)： SOM ,  位相構造 ,  学習 ,  発話ロボット ,  音声 ,  獲得