抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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都市周辺で顕著に発生するヒートアイランドは熱中症,睡眠障害など健康に影響を及ぼす。ヒートアイランドとは都市の気温が郊外に比べて高くなる現象であり,その温度差は都市の規模と対数比例の関係があるといわれている。そこで本研究では,発達段階が異なる複数のメガシティについて,市域と郊外の日中の温度ヒストグラムを調べ,発達段階が都市と郊外の温度差にどのような影響を与えているかを検討した。東京,大阪,ソウル,台北,ジャカルタ,マニラ,バンコクの7都市を選び,土地利用マップとランドサットの放射輝度から推定した地表温度を用いて,地表温度ヒストグラムを作成した。その結果は東京,大阪,ソウル,台北に比べ,発達段階が遅いジャカルタ,バンコクは小さくなる傾向が見られた。