特許
J-GLOBAL ID:201103023342532334
発電設備運用管理支援システム、その運用管理支援方法およびその運用管理支援方法をコンピュータに実行させるプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
波多野 久
, 関口 俊三
, 猿渡 章雄
, 古川 潤一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-120707
公開番号(公開出願番号):特開2005-301909
特許番号:特許第4427376号
出願日: 2004年04月15日
公開日(公表日): 2005年10月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】コンピュータにプログラムを実行させることによって、当該コンピュータを処理手段として機能させるシステムであって、
データ記録手段に発電設備の各種センサ情報および操作情報を蓄積した運転履歴データベースと、発電設備の寿命を計算するための物理式、物性式などの寿命計算式情報が格納されたプラントモデルデータベースと、過去の電力市場情報および発電実績情報が格納された電力市場データベースを備え、各データベースから、それぞれ発電設備の運転履歴情報、発電設備の寿命計算式情報、過去の電力市場情報および発電実績情報を読み出し、現在の電力市場情報をリアルタイムに取得する市場情報取得手段から現在の電力市場情報を受け取り、前記発電設備の運転履歴情報および寿命計算式情報に基づいて算出される寿命消費コストと、前記現在の電力市場情報に基づいて算出される予備力の市場価格の推定値と、前記過去の電力市場情報および発電実績情報に基づいて算出される予備力使用確率とを算出する解析処理手段と、
この解析処理手段が算出した前記寿命消費コスト、予備力の市場価格の推定値および予備力使用確率を考慮し、前記発電設備の定格出力オーバー運転も含む運転可能な範囲内で発電して前記予備力を確保することにより得られる発電収入から当該発電に必要な発電運用コストと前記寿命消費コストとを加えた発電コストを差し引いて求められる発電収益が最適となる前記発電設備の運転条件を算出し、算出した前記発電設備の運転条件での運転計画を策定し、策定した運転計画をユーザ側のオペレータ端末へ出力する運転計画策定手段とを具備し、
前記解析処理手段は、前記発電設備の運転履歴情報および寿命計算式情報に基づいて前記発電設備の定格出力オーバー運転も含む運転可能な範囲内で発電する際に定格出力内運転時よりも余計に消費される寿命コストを含めた前記寿命消費コストを算出する寿命消費コスト算出部と、
前記現在の電力市場情報に基づいて前記予備力の市場価格の推定値を算出する予備力価格推定部と、
前記過去の電力市場情報および発電実績情報に基づき予備力として市場に入札した電力量と実際に入札を受けて発電した発電量とを集計し全入札電力量に対する実際の発電量の割合である前記予備力使用確率を推定する予備力使用確率推定部とを備えることを特徴とする発電設備運用管理支援システム。
IPC (3件):
G06Q 50/00 ( 200 6.01)
, H02J 3/00 ( 200 6.01)
, H02J 3/46 ( 200 6.01)
FI (3件):
G06F 17/60 110
, H02J 3/00 G
, H02J 3/46 Z
引用特許:
引用文献:
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