特許
J-GLOBAL ID:201103023770321992

仮想計算機制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願昭63-267529
公開番号(公開出願番号):特開平2-113339
特許番号:特許第2610966号
出願日: 1988年10月24日
公開日(公表日): 1990年04月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】仮想計算機システムの初期化時に、該仮想計算機システム上で動作する複数個の仮想計算機に提供されるべき入出力装置構成を記述した情報ブロックが外部よりロードされて、該ロードされた情報ブロックに基づいて、該仮想計算機システムの仮想計算機モニタであるホストが、各仮想計算機が認識する入出力装置構成単位の仮想的なゲストサブチャネル番号である第1の識別子と、入出力処理ブロセッサのマイクロプログラム実行手段が、実際に使用する物理的なサブチャネル番号である第2の識別子との対応関係を記述する変換情報を該マイクロプログラム実行手段に提供したとき、上記情報ブロックと、上記変換情報とに基づき、上記マイクロプログラム実行手段が、各仮想計算機の入出力処理を実行する為に必要な物理サブチャネル群を動的に取得し、該取得した物理サブチャネルを使用した入出力動作時において、該入出力動作時における各仮想計算機から見た入出力処理及び入出力装置構成単位の状況を、各仮想計算機単位及び各入出力装置構成単位に、上記物理サブチャネル群内の各物理サブチャネル内に保持し、この物理サブチャネル群内の各物理サブチャネルに対応する上記第2の識別子であるサブチャネル番号と、上記第1の識別子である仮想的なゲストサブチャネル番号との間の対応関係情報を、上記マイクロプログラム実行手段が、上記変換情報に保持することにより、各仮想計算機より入出力命令が発行された場合は、上記マイクロプログラム実行手段が、上記変換情報により、各仮想計算機の発行する入出力命令のオペランドに含まれる上記第1の識別子であるゲストサブチャネル番号から、上記第2の識別子であるサブチャネル番号に変換して、対応する物理サブチャネル群の一つを特定し、該特定した物理サブチャネルを使用して入出力命令を実行し、各入出力装置から上記物理サブチャネル群の一つを使用した入出力割り込みが発生した場合、上記マイクロプログラム実行手段が、上記変換情報を使用して、上記物理サブチャネル群のサブチャネル番号である上記第2の識別子を、各仮想計算機が使用している仮想的なゲストサブチャネル番号である第1の識別子に変換して、対応する仮想計算機に上記入出力割り込みを発生させることを特徴とする仮想計算機制御方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 350 ,  G06F 13/10 330
FI (3件):
G06F 9/46 350 ,  G06F 9/46 C ,  G06F 13/10 330 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-117620
  • 特開昭60-150140

前のページに戻る