特許
J-GLOBAL ID:201103042202677957

溶融炭酸塩燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願昭62-078656
公開番号(公開出願番号):特開昭63-245867
特許番号:特許第2621863号
出願日: 1987年03月31日
公開日(公表日): 1988年10月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】運転温度で溶融する炭酸塩を含んだ平板状の電解質層と,この電解質層の縦横寸法と等しい縦横寸法に形成されて上記電解質層の一方の面に当てがわれた多孔質材製の燃料極と,この燃料極の反電解質層側に位置する面に複数条平行に形成された燃料ガス通路溝と,前記電解質層の他方の面に当てがわれた多孔質材製の酸化剤極とからなる単位電池を,一方の面に酸化剤ガス通路を有し,この酸化剤ガス通路溝内に前記酸化剤極を嵌入させた状態で前記電解質層の前記他方の面に当てがわれる導電性の隔離板を介して複数積層した積層体を備え,前記燃料極の前記燃料ガス通路溝と平行する側縁部分と前記電解質層の側縁部分および前記隔離層の側縁部分とが直接接触する部分を溶融電解質を使ってシールするようにした溶融炭酸塩燃料電池において,前記燃料極の前記側縁部分で前記電解質層側に位置する面に前記燃料ガス通路溝と平行して二条以上設けられた第1の溝と,前記燃料極の前記縁側部分で,前記隔離板側に位置する面における前記第1の溝とは積層方向に重合しない位置に前記燃料ガス通路溝と平行に一条以上設けられた第2の溝と,前記第1および第2の溝に装着され,ホウ酸系ガラスを主成分とし,リチウム含有酸化物を副成分として構成されるとともに電池を運転温度まで昇温させる過程の温度で溶融する性質を備えたシール材とを具備してなることを特徴とする溶融炭酸塩燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/14
FI (2件):
H01M 8/02 S ,  H01M 8/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-096670
  • 特開昭61-292862

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