特許
J-GLOBAL ID:201103066395971551

ノード選択方法、ノード選択装置、ノード選択プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-268969
公開番号(公開出願番号):特開2006-086765
特許番号:特許第4663283号
出願日: 2004年09月15日
公開日(公表日): 2006年03月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 量子計算能力を持つノードが、量子ビットを送受信する量子通信リンクにより接続されている匿名分散システムにおいて、 前記匿名分散システムにおけるノードの各々は、当該ノードにつながっている量子通信リンクの数をd(v)とすると、(d(v)+1)個の量子ビットが全て1または0である確率が同じであるキャット状態で格納された(d(v)+1)個の1量子ビットレジスタR0R1・・・Rd(v)とd(v)個の量子ビットを格納できるレジスタXとを有し、 前記匿名分散システムにおけるノードの各々において、当該ノードが有する前記1量子ビットレジスタR0R1・・・Rd(v)のうちの1つの1量子ビットレジスタR0(以下、当該ノードが保持する1量子ビットレジスタという)を除く残りの1量子ビットレジスタR1・・・Rd(v)に格納されている量子ビットを、1つずつ当該ノードと接続されているノードが有する前記1量子ビットレジスタのいずれか1つに格納されている量子ビットと交換し、 前記匿名分散システムにおけるノードの各々において、当該ノードが保持する1量子ビットレジスタに格納された量子ビットの状態と前記交換した際に他のノードから受信した1量子ビットレジスタ各々に格納された量子ビットの状態との排他的論理和を取った結果を、当該ノードが有する前記d(v)個の量子ビットを格納できるレジスタXに格納し、 前記匿名分散システムにおけるノードの各々において、当該ノードが有するd(v)個の量子ビットを格納できるレジスタXを観測し、 前記匿名分散システムにおけるノードの各々において、当該観測した後の当該ノードが保持する1量子ビットレジスタに格納されている量子ビットの状態を変化させずに、前記交換した際に他のノードから受信した1量子ビットレジスタ各々に格納された量子ビットの状態を1にするようなユニタリ操作を施し、 前記匿名分散システムにおけるノードの各々は、前記各ノードが保持する1量子ビットレジスタに格納されている量子ビットの状態を観測した値を当該ノードのラベルとし、 前記匿名分散システムにおけるノードの各々は、前記各ノードのラベルを用いて当該各ノードを頂点とする匿名分散システムのビューを計算し、得られた前記匿名分散システムのビューから生成した数値データを前記各ノードの仮識別子とし、 前記匿名分散システムにおけるノードの各々は、生成した仮識別子が同一であるノードによって構成されたグループのうち、前記仮識別子が最小のグループをリーダ候補のグループとして絞り込み、当該リーダ候補のグループに含まれるリーダ候補の数が1つになるまで絞り込みを繰り返して、当該1つに絞り込まれたリーダ候補を前記匿名分散システムのリーダとする、 ことを特徴とするノード選択方法。
IPC (1件):
H04L 9/12 ( 200 6.01)
FI (1件):
H04L 9/00 631
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る