特許
J-GLOBAL ID:201103081350398019

機器制御装置、機器システム、機器制御方法、機器制御プログラム、および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-049814
公開番号(公開出願番号):特開2011-186667
出願日: 2010年03月05日
公開日(公表日): 2011年09月22日
要約:
【課題】脳信号による機器制御において、長時間の訓練を不要とし、脳情報量が限られていても機器の自然な動きを実現する。【解決手段】機器制御装置(20)は、使用者が施行した運動と脳信号の情報との対を用いた学習に基づき、使用者が第1〜第nの身体状態を目標とする運動の何れを施行または想起しているかを脳信号の情報から推定する第一デコーダ5と、脳信号の情報と運動推定の正解率との対を用いた学習に基づき、運動推定の正解率を脳信号の情報から推定する第二デコーダ6と、電動義手60の状態を第1〜第nの身体状態に対応する第1〜第nの身体状態の間で中間状態を経て変化するよう多段階制御する電動義手制御部8とを備え、第一デコーダ5、推定正解率が閾値を超えている時のみ推定を行い、電動義手制御部8は、現在と別の状態に対応する身体状態への運動が第一デコーダ5で推定されたときに、電動義手60の状態を上記別の状態へ1段階近づける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
使用者の脳信号に基づいて機器を制御する機器制御装置であって、 上記使用者が第1〜第n(nは2以上の整数)の身体状態を目標とする複数の運動の何れを施行または想起しているかを第1の推定モデルを用いて上記脳信号の情報から推定する推定手段であって、上記第1の推定モデルが、使用者が施行または想起した運動と上記脳信号の情報との対からなる第1の訓練セットを複数用いた教師付き学習によって予め作成されたものである推定手段と、 上記推定手段による上記脳信号の情報からの推定結果が正解である確率を示す正解率を第2の推定モデルを用いて上記脳信号の情報から推定する正解率推定手段であって、上記第2の推定モデルが、上記脳信号の情報と上記正解率との対からなる第2の訓練セットを複数用いた教師付き学習によって予め作成されたものである正解率推定手段と、 上記正解率推定手段によって推定された正解率が閾値を超えているかを判定する判定手段と、 上記推定手段による推定結果に応じて、上記機器の状態を、上記第1〜第nの身体状態にそれぞれ関連付けられた第1〜第nの状態の間で第1〜第nの状態の中間状態を経て変化するように、多段階に制御する機器制御手段とを備え、 上記推定手段は、上記判定手段によって上記正解率が閾値を超えていると判定されたときのみ、推定を行うものであり、 上記機器制御手段は、 上記推定手段が推定を行ったときであって、かつ、上記推定手段によって推定された運動が目標とする身体状態に関連付けられた上記機器の状態が上記機器の現在の状態と異なるときには、上記機器の状態を、上記推定手段によって推定された運動が目標とする身体状態に関連付けられた上記機器の状態に近づくように、上記多段階の一部の段階だけ変化させることを特徴とする機器制御装置。
IPC (5件):
G06F 3/01 ,  A61F 2/58 ,  A61F 2/68 ,  A61H 1/02 ,  A61B 5/047
FI (5件):
G06F3/01 310B ,  A61F2/58 ,  A61F2/68 ,  A61H1/02 G ,  A61B5/04 322
Fターム (5件):
4C027AA03 ,  4C097AA11 ,  4C097BB02 ,  4C097BB03 ,  4C097TB12
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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