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J-GLOBAL ID：201202209183708205   整理番号：12A0759429

触媒の”ハイブリッド” 金属触媒と有機触媒の組合せによる触媒反応

著者 (2件)： 近藤梓 (東北大 大学院理学研究科) ,  寺田眞浩 (東北大 大学院理学研究科)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 67  号： 6  ページ： 66-67  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近報告された金属錯体とブレンステッド酸を用いたリレー型触媒反応,特にエナンチオ選択的な還元を鍵とする反応について紹介した。骨格構築・変換と還元を組合せたリレー型反応(アキラルな金錯体とキラルブレンステッド酸を組合せた触媒系を用いた分子内ヒドロアミノ化/不斉還元連続反応,アキラルなブレンステッド酸と光学活性なパラジウム錯体を組合せた触媒系によるインドールの還元的アルキル化),2種類の還元を組合せたリレー型反応(金属触媒による還元反応とキラルブレンステッド酸触媒による不斉還元反応を組合せたリレー型反応,ルテニウム/キラルリン酸複合触媒系によるベンズオキサジノンの不斉還元反応)について述べた。このようなリレー型反応では,中間体の単離,精製を必要としないことから,収率の面でも非常に魅力的な触媒反応である。

シソーラス用語： *金属触媒 ,  *有機化合物 ,  材料 ,  *Broensted酸 ,  エナンチオマ ,  立体選択性 ,  還元 ,  光学異性 ,  金錯体 ,  アミノ化 ,  付加反応 ,  化学反応 ,  不斉還元 ,  光学活性 ,  *パラジウム錯体 ,  アルキル化 ,  *酸触媒反応 ,  ルテニウム錯体 ,  リン酸 ,  性質 ,  反応中間体 ,  ロジウム錯体 ,  ロジウム触媒 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： アキラル ,  エナンチオ選択性 ,  キラリティ ,  ハイブリッド材料 ,  ヒドロアミノ化 ,  分子内反応 ,  *有機触媒

分類 (2件)： 均一系触媒反応  (CB06090Q) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I)

物質索引 (5件)： 2-フェニルキノキサリン ,  インドール ,  キノキサリン ,  (2R)-2-フェニル-1,2,3,4-テトラヒドロキノキサリン ,  3-フェニル-1,2-ジヒドロキノキサリン

タイトルに関連する用語 (5件)： 触媒 ,  金属触媒 ,  有機触媒 ,  組合せ ,  触媒反応