抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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染色工程で排出される廃液の大幅な削減達成の手法として,超臨界二酸化炭素を用いた染色技術が注目されているが,超臨界二酸化炭素を用いた分散染料による染色方法は,極性および結晶性を有するセルロースなどの天然繊維への適用は困難とされている。筆者らは,超臨界二酸化炭素中で反応分散染料を用いてセルロース繊維の染色を試みた。前処理として,セルロース繊維をエチレングリコール誘導体で処理し,得られた結果を,同一条件下,他の分散染料で染色した結果と比較した。繊維への染着状態を洗濯前後のK/S測定で評価し,染色品質を詳しく調べた。超臨界二酸化炭素中での染色により,良好な色強度と洗濯堅牢性が得られた。