抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報告は,新たに整備した室内環境に関する実験施設の概要と,その実験施設をおいてCO
2センサの位置や違いに着目して換気制御に関する基礎的検討を行った結果の概要である。検討により得られた知見は以下のとおりである。1)十分に攪拌された室内においては,室内の測定位置によるCO
2濃度の差はほとんどない。2)室内にCO
2センサを設ける場合は呼気による直接的な影響に配慮する必要がある。3)ショートサーキットやリークに対しての設計・施工上の配慮が必要である。4)レタンダクト内CO
2濃度で換気量制御を行う場合はショートサーキットなどにより室内の濃度が高めになる可能性がある。5)センサの自動補正機能により誤差が生じる可能性があり,それにより換気量が増減する。6)CO
2制御でも在室者数制御でも同等の換気量削減効果がある。7)在室者率が換気量の削減率に影響する。(著者抄録)