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J-GLOBAL ID:201202221578092033   整理番号:12A0262445

気候感度 Part1:気候フィードバックの概念と理解の現状

著者 (17件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 5-22  発行年: 2012年01月31日 
JST資料番号: F0064A  ISSN: 0546-0921  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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IPCC/AR4も含めて最も頻繁に使われている平衡気候感度の定義は,大気中のCO2濃度を2倍にしたまま一定に保ち,気候系が平衡状態になった時の全球・年平均した地表面温度の変化(ΔT2x)である。気候感度の議論では,一般に,大気,雪,海氷などの応答に起因する比較的速いフィードバックによる気温変化のみを考え,植生分布,氷床変化などの比較的遅いフィードバックは考慮されない。上記の速い気候感度をCS(チャーニー感度),遅いフィードバックも含めた気温変化をESS(地球系感度)と称し,前者は数年~数十年,後者は数十年~数百年の時間規模である。先ず,気候フィードバックの定式化を解説し,次に個個の速いフィードバックを紹介し,その後,ESSに関連する植生フィードバックについて触れる。また,以上ではCO2の2倍条件としたが,現実では気候変動に伴って大気中のCO2濃度も変動し,これが更なる気候変動をもたらす,この炭素循環フィードバックについても記述する。
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
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