文献
J-GLOBAL ID:201202221802943524   整理番号:12A0655254

ワオキツネザルの顔面特徴-サル用デジタルカメラ顔認識機能開発のための試み

著者 (5件):
資料名:
巻: 33  ページ: 189-196  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: L8176A  ISSN: 0388-4511  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
霊長類研究では社会関係の分析や定量的なロコモーション研究,社会心理学的研究のために個体識別を必要とするが目鼻立ちや顔立ちを見分けるのは難しい。本論文では,デジタルカメラに搭載されているヒト用の顔認識機能について考察し,ヒト以外の動物での顔認識機能の開発を展望した。まず,既存のヒト用顔認識機能を概観し,総じて眼,鼻,口,眉,輪郭を識別に利用していることを示した。Victor製デジタルカメラGZ-HD321-Bでワオキツネザルを撮影し,顔認識機能が動作するかを調べたところ大半の個体に対して動作しなかったのでヒトを見分けているといえる。また,ソニーではヒトのモザイク写真でも認識できる機能を備えており,モザイク写真に固有の特徴が表れると考えられるので14頭のワオキツネザルの顔写真にモザイク加工を適用し,次のような特徴を抽出した。具体的には,1)瞳孔間距離,2)耳介間距離,3)口吻幅,4)口吻長,5)額上高,6)額下高,7)額中高,8)額左辺長,9)額右辺長,10)額幅,11)眼長,12)両眼距離のうち個体差が大きかった2)以外の特徴の平均値を用いるものとした。それらから模式的な顔立ちを作成し,前記パターンを画面から探し出すプログラムの開発を目指す。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
パターン認識  ,  図形・画像処理一般 

前のページに戻る