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J-GLOBAL ID:201202225456957756   整理番号:12A0582939

福島第一原子力発電所事故に伴う被災家畜の臓器別放射性セシウム濃度

著者 (25件):
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号: 696  ページ: 10-12  発行年: 2012年04月01日 
JST資料番号: G0331A  ISSN: 0285-5518  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原子力発電所事故以来,放射線の健康影響に国民的関心が集まっている。2011年4月22日をもって,福島第一原子力発電所から半径20km圏内が警戒区域として設定されたが,警戒区域内で殺処分された家畜の臓器別放射性物質の同定と濃度計測を行った。合計79頭の牛のγスペクトロメータ測定において,いずれかの試料で,134Cs,137Cs,110mAg,129mTeのピークが認められた。末梢血と各臓器の137Cs濃度は相関しており,相関係数は臓器により異なっていた。これにより,血中放射性セシウム濃度を計測することにより,各臓器別にセシウム濃度を推定できた。3頭の妊娠牛において,親・胎児の臓器別放射能の比較を行った。放射性セシウムは,臓器にかかわらず胎児では母親の1.3倍であったが,110mAgと129mTeは胎児では検出できなかった。全頭の肝に110mAgが検出されたが,血中濃度との相関は認められず,137Csとほぼ同レベルであった。甲状腺に集積している放射性セシウム濃度は低く,その影響は想定されたものより小さいと考えられる。
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
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