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J-GLOBAL ID：201202235709378869   整理番号：12A0367217

探索が必要となる確率を用いた並列αβ探索のスケジューリング

著者 (5件)： 浦晃 (東大 大学院工学系研究科) ,  三輪誠 (マンチェスター大) ,  横山大作 (東大 生産技研) ,  田浦健次朗 (東大 大学院情報理工学系研究科) ,  近山隆 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 情報処理学会シンポジウム論文集  (情報処理学会ワークショップ論文集)
巻： 2011  号： 6  ページ： 68-75  発行年： 2011年10月28日 
JST資料番号： Y0978B  ISSN： 1344-0640  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模な環境を用いた並列αβ探索は,探索の必要性が明らかになっている計算を実行するだけでは,並列度が小さいため十分な性能を達成することができない。そこで,その時点では必要性が明らかでない計算を投機的に実行することが有効である。無駄な実行を減らすために優先度を導入して投機的なタスクの中での実行順を制御する必要があるが,従来用いられている優先度は探索の必要性の度合いを考慮していない。本稿では,ノードの探索が必要となる確率を推定し,優先度に用いることを提案する。将棋のゲーム木を用いた評価では有効性を示すことは出来なかったが,人工木でのシミュレーションでは有効性を示せたため,確率の推定が改善されれば,性能向上に繋がる可能性があることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *探索問題 ,  *並列処理 ,  スケジューリング ,  先回り制御 ,  *木探索 ,  節点 ,  *確率モデル ,  優先度 ,  木【グラフ】 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： *並列αβ探索 ,  投機的実行 ,  ゲーム木

分類 (3件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 探索 ,  確率 ,  スケジューリング