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J-GLOBAL ID:201202249324993466   整理番号:12A0546942

解像限界を超える顕微鏡技術 軟X線による超解像度光学顕微鏡の開発

著者 (1件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 1-4  発行年: 2012年04月01日 
JST資料番号: L1746A  ISSN: 0917-026X  CODEN: HARAEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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最近の分子生物学や半導体露光技術の発展から200nm以下の構造に対する関心が高く,全ての超解像度顕微鏡開発の動機になっている。本稿では,先行するZP型と反射結像型の2つの光学系の特徴を比較したのち,開発した反射結像型の現状と生物観察応用への試みを紹介する。反射結像型の一種であるSO光学系を用いて,透過型の反射多層膜鏡X線顕微鏡(TXM3)を開発した。波長1.06μmのパルスNd:YAGレーザを金属ターゲットに照射した際に生じるプラズマから発生する軟X線を光源とし,2枚の凹面鏡からなる照射光学系を用いて試料位置へ集める。薄膜試料を透過しコントラストの付いた軟X線は50倍でNA=0.25のSO光学系によりCCD素子面に拡大・結像される。空間分解能は130nmであった。固定・染色したマウスの大脳皮質により性能を評価したところ,250μm角という広い視野で電子顕微鏡では観察の難しい500nmの厚さの試料をパルスレーザー10ショット分の露光時間(1秒)で撮像できた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光学的測定とその装置一般  ,  光学顕微鏡,望遠鏡 

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