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J-GLOBAL ID:201202256048524003   整理番号:12A0660345

関東・中部の中山間地域を活性化する特用林産物の生産技術の開発

著者 (2件):
資料名:
号: 26  ページ: 27-48  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: X0090A  ISSN: 1342-775X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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中山間地域の林床等を活用し,中小規模生産者による多品目の特用林産物を長期にわたって生産する技術開発を図り,以下の結果が得られた。1)マイタケ殺菌原木栽培について,林内埋設後5年間でコナラ原木(長さ15cm)1本当たり404g,パイプハウス内プランター埋設により4年間でコナラ原木1本当たり83gの収量があった。2)ヤマブシタケ殺菌原木栽培について,パイプハウス内プランター埋設により発生を図ったところ,春と秋の年2回子実体が発生した。埋設資材としては山土,バーク堆肥,鹿沼土いずれも利用可能であった。収穫は埋設後2年間でほぼ終了し,コナラ原木1本当たり160g~170gの収量であった。3)ムラサキシメジは,落葉マウンド法を改変して簡易施設内での増殖を組み合わせる方法,誘導栽培法により2系統を隣り合わせて埋設する方法により子実体を3年間発生させることができた。4)サケツバタケは,パイプハウス内でプランターに培養菌床を埋設する方法で発生を図ったところ,埋設当年の6~7月に収穫できた。5)里山を活用した2つのきのこ栽培グループと連携し,活動の収支計算結果から問題点を摘出した。その結果,害菌等によるロス率の低減と労務費の減少が重要なことが見出された。6)長野県における野外きのこ栽培における病害虫発生状況の情報を,5品目について12例収集した。山村・都市交流型特用林産物生産体験活動の構築のため,事例調査,アンケート調査を行い,体験学習プログラムに必要な基本的な考え方を提示した。特用林産物の高付加価値化のため,機能性成分が明らかになっているヤマブシタケについて,機能性成分量が多い系統の育成を行うとともに,機能性成分量を高める栽培技術の開発を行った。その結果,静岡大学農学部と共同で,ヤマブシタケの交配により子実体中のヘリセノン類含有量が安定して高く,収量性に優れる系統を育成した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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林産物一般 
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