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J-GLOBAL ID：201202257936144851   整理番号：12A0442527

5ha巨大区画によるオーストラリア水田農業の実態分析

著者 (1件)： 石井敦 (三重大 大学院生物資源学研究科)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 80  号： 3  ページ： 195-198  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 巨大区画水田整備などによって日本でも国際競争力のある低コスト稲作が実現可能であることを検証するため,オーストラリアの巨大区画水田と大規模稲作経営体などを再訪し,現地調査・分析を行った。米国の64ha,32haといった中畦なしの超巨大区画水田と違い,オーストラリアでは5ha程度の区画規模で1人当たり数十haの稲作を行って,国際価格での稲作経営を実現している。この程度の区画規模なら日本でも十分創出可能であり,農地の利用集積・集団化・巨大区画化を一気に行うことで,国際競争力をもった大規模稲作経営体を創出しうる。その際,担い手経営体として複数の集落をまたぐ集落営農組織を設立することが有利である。また,巨大区画の採用により道水路の延長はきわめて短く,水田整備に要する費用もきわめて安く,この点も教訓的である。(著者抄録)

シソーラス用語： *オーストラリア連邦 ,  *農業 ,  実態調査 ,  圃場整備 ,  栽培 ,  *集積 ,  原価低減 ,  灌漑用水 ,  農業施設
準シソーラス用語： 稲作 ,  *巨大区画 ,  耕作地調整 ,  *水田農業 ,  農業水利施設 ,  利用集積

分類 (1件)： 農業土木  (FB02000W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 区画 ,  オーストラリア ,  水田農業 ,  分析