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J-GLOBAL ID：201202260887482909   整理番号：12A0883626

パターン形成と結合した液滴の自発運動

著者 (5件)： 北畑裕之 (千葉大 大学院理学研究科) ,  北畑裕之 (JST-さきがけ) ,  義永那津人 (東北大 原子分子材料科学高等研究機構) ,  永井健 (東大 大学院理学系研究科) ,  住野豊 (愛知教大)
資料名： 日本物理学会誌
巻： 67  号： 6  ページ： 385-389,371--372  発行年： 2012年06月05日 
JST資料番号： F0221A  ISSN： 0029-0181  CODEN： NBGSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 物体の自発的運動は,生物を含む一部の非平衡系に特徴的な現象である。近年,「動くもの」を抽象化した「アクティブマター」が盛んに研究されている。本稿では,系の内部で自己組織的にパターンが形成され,それに伴って自発的に運動する液滴についての実験を紹介する。この実験が,液滴内部の濃度場が従う反応拡散方程式と,界面張力変化を通して引き起こされる流体場との結合により説明できることを解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *液滴 ,  *自発運動 ,  *自己組織化 ,  *パターン形成 ,  非平衡状態 ,  界面張力 ,  濃度分布
準シソーラス用語： 反応拡散方程式

分類 (2件)： 流体動力学一般  (BC02010G) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (17件)：

• RAMASWAMY, S. Annu. Rev. Condens. Matter Phys. 2010, 1, 323
• MAEDA, Y. T. PLoS ONE. 2008, 3, e3734
• SIEGERT, F. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 1992, 89, 6433
• SUMPTER, D. J. T. Collective Animal Behavior. 2010
• OHTA, T. Phys. Rev. Lett. 2009, 102, 154101

タイトルに関連する用語 (3件)： パターン形成 ,  液滴 ,  自発運動