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J-GLOBAL ID：201202277703184447   整理番号：12A0852542

風除染システム開発研究 第1報-サーマルマネキンによる強風下の対流熱伝達率分布測定とCFD予測精度の検証

Wind Decontamination System: Part 1-Measurement of Convective Heat Transfer Coefficient of Human Body in Forced Convective Flowfield

著者 (4件)： LI Cong (九大 大学院総合理工学府) ,  LIM Eunsu (九大 大学院総合理工学研究院) ,  義江龍一郎 (東京工芸大 工) ,  伊藤一秀 (九大 大学院総合理工学研究院)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 183  ページ： 47-57  発行年： 2012年06月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NBCテロリズムにおける消防救助活動の一つに被災者の除染がある。対象とする化学剤が気体の場合には乾的除染,液体の場合には水除染を行うことが一般的であるが,両手法共に除染に時間がかかることが予想され,除染所要時間の大幅な短縮が被災者救命・救助のための大きな課題となっている。本研究では,最も多数の被災者が発生することが懸念されるガス体による汚染の場合を想定した,従来の乾的除染に代わる,もしくは併用可能な簡易的かつ即効的な除染として,風除染システムを提案する。特に本報では,風除染システムの基本性能を決定する上で必要となる強制対流場における人体表面からの汚染物質脱離効率評価に向けて,その基礎データとなる人体各部位の対流熱伝達率を風洞実験にて計測した結果を報告する。更に,同条件のCFD解析を実施することで,強風条件下での対流熱伝達率予測に適用可能な乱流モデルの検討を行った結果を併せて報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *除去 ,  *浄化 ,  気体 ,  *風 ,  生体モデル ,  対流熱伝達 ,  熱伝達率 ,  計算流体力学 ,  強制対流
準シソーラス用語： 除染 ,  化学テロ ,  *風除染 ,  サーマルマネキン ,  強風 ,  対流熱伝達率 ,  予測精度

分類 (1件)： 環境衛生,公害対策一般  (SC01000F)

引用文献 (19件)：

• OKUMURA, T. The Tokyo Subway Sarin Attack : Disaster Management. Part I. Community Emergency Response. Acad Emerg Med. 1998, 5, 613-617
• OKUMURA, T. The Tokyo Subway Sarin Attack : Disaster Management. Part II. Hospital Response. Acad Emerg Med. 1998, 5, 618-624
• OKUMURA, T. Disaster Management. Part III. National and International Response. Acad Emerg Med. 1998, 5, 625-628
• LI, Y. Role of air distribution in SARS transmission during the largest nosocomial outbreak in Hong Kong. Indoor Air. 2004, 15, 83-95
• 伊藤一秀. 数値解析用 Virtual Manikin の開発とグリッドライブラリ作成. 空気調和・衛生工学会論文集. 2006, 113, 27-34

タイトルに関連する用語 (10件)： 風 ,  除染 ,  開発 ,  研究 ,  サーマルマネキン ,  強風 ,  対流熱伝達率 ,  分布 ,  予測精度 ,  検証