抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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IDFカーブを用いた阿武隈川の洪水頻度解析の結果を報告した。6つの観測所の40年分の流量月データを利用した。「頻度」は1年に1回から40年に1回までとし,頻度に対応する毎時の流量の「強度」を設定し,その最大の「継続時間」を算出してIDFカーブを作成,これをもと洪水リスクを評価した。その結果,1)30年に1度の頻度まで洪水の強度は直線的に増加する。2)どの観測所でも,頻度が低くなるほど強度,継続時間が大きくなる。3)10年~40年の再現期間の差の強度に与える影響は大きい。治水計画に必要な洪水の規模,継続時間,頻度についての実績データを新しい形で整理しリスクを評価することができた。