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J-GLOBAL ID：201202291030976080   整理番号：12A1708366

仮想磁場漸弱法の組み合わせ最適化問題への適用~分業を自律的に決定する仕組みの構築を目指して~

An Application of the Virtual Magnetic Diminuendo Method to Combinatorial Optimization Problems-Towards Autonomous System for Effective Assignment-

著者 (5件)： 和久屋寛 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  井上太一 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  伊藤秀昭 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  福本尚生 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  古川達也 (佐賀大 大学院工学系研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 227(NC2012 36-60)  ページ： 67-72  発行年： 2012年09月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 組み合わせ最適化問題を解く場合,実に様々な制約条件を課される場合が多い。例えば,巡回セールスマン問題(TSP)の場合,訪問すべき都市数が多くなると1名で仕事を完遂することは困難であり,現実問題としては,複数名で適切に分担することが必要となってくる。これを分業巡回セールスマン問題(nTSP)と言う。このとき,どのように訪問都市を割り当てるかが重要となる。本稿では,これを自律的に決定する仕組みについて,過去に我々が提案している仮想磁場漸弱法(VMD法)を取り上げて検討した。その結果,当初の予想どおり,提案法は効率的な解候補を見つけ出すことができ,有効性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *最適化手法 ,  *組合せ最適化問題 ,  *巡回セールスマン問題 ,  割当問題 ,  *自律系 ,  パラメタリゼーション ,  計算機シミュレーション ,  評価試験 ,  距離 ,  経路選定 ,  通信操作
準シソーラス用語： *仮想磁場漸弱法 ,  *分業巡回セールスマン問題

分類 (3件)： その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E) ,  ネットワーク法  (KA03040X) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (9件)：

• Hopfield, J.J. NEURAL COMPUTATION OF DECISIONS IN OPTIMIZATION PROBLEMS. Biol Cybern. 1985, 52, 141-152
• Wakuya, H. A new search method for combinatorial op-timization problem inspired by the spin glass system. Brain-inspired IT IL. 2006, 1291, 201-204
• 山下清貴. 想磁場漸弱法および結合荷重制御法め巡回セールスマン問題への適用. 信学技報. 2009, NC2009-39
• 中村友洋. 分業巡回セールスマン問題のニトワークによる解法. 学人工知能研報. 1994, 94, 52, 9-18
• 井上太一. 分業巡回セールスマン問題を用レ、た仮想磁場漸弱法の有効性の検討. 2回SOFT九州支部学生部会研究発表会予稿 2012. 2012, 3-4

タイトルに関連する用語 (7件)： 仮想 ,  磁場 ,  法 ,  組み合わせ最適化問題 ,  分業 ,  仕組み ,  構築