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J-GLOBAL ID:201202293052128379   整理番号:12A0146592

廃食用油によるバイオディーゼル燃料の小規模生産の試み

Trial Small Scale Production of Bio Diesel Fuel with Waste Edible Oil
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 123-128 (WEB ONLY)  発行年: 2011年10月 
JST資料番号: U0233A  ISSN: 2187-0500  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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バイオディーゼル燃料(BDF)は油脂から再生して作られる軽油代替燃料であるが,日本では5,000kLが生産されているが,仮に国内の廃食用油の全てを利用すると50万kLを生産できるとする試算もある。本研究では,実際に家庭などから排出された廃食用油と簡易型の製造装置を試作し,BDFの生産を試みた。試験の結果,BDF変換率は85~96%,メチルエステル化率はほぼ100%となり,メタノール含有率,全グリセリン含有率,酸価も規格基準を満たす品質のBDFを製造することができた。流動性向上剤は0°Cで無添加のBDFより310mPa・s程度,粘度が低下し,低温時での効果が認められた。しかし,6°C以上で粘度の差は認められず,効果は無くなった。流動性向上剤を添加した場合においても,BDFは軽油より0°Cで16~20mPa・s,6°C以上で約5mPa・s程度,高い粘度を示した。BDFの製造コストは1Lあたり79~88円となり,BDF変換率が低下するとコストは上昇した。流動性向上剤を加えた場合には96~106円となり,現在の一般石油価格と比較した場合はBDFの方が低価格であるが,農業用免税軽油との比較において価格の差は生じない。したがって製造時にはロスを少なく,BDF変換率を95%程度に維持してコストの上昇を抑制することが重要である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  廃棄物処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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