特許
J-GLOBAL ID:201203045470562115

電力需給調整予備力取引システムおよび電力需給調整予備力取引方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-002955
公開番号(公開出願番号):特開2012-147546
出願日: 2011年01月11日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】 電力需要量の予測精度を向上させ、需給調整予備力を適切に確保することが可能な電力需給調整予備力取引システムおよび電力需給調整予備力取引方法を提供する。【解決手段】 実施形態によれば、電力需給調整予備力取引システムは、予備力取引部と需要家ランク決定部と取引対価分配部とを有する。予備力取引部は、需要家の電力削減可能量を取得して需要調整予備力として取引して対価を取得する。需要家ランク決定部は、電力需要予測量と消費電力値との差が小さい需要家程高くなるように各需要家のランクを決定する。取引対価分配部は、電力の削減要求が送信されていないときにはランクが高い需要家程高い比率になるように対価を分配し、電力の削減要求が送信されたときには、ランクが高く、且つ電力の削減要求が送信されたことにより需要家に削減要求量を通知した後の推定削減量が多い需要家程高い比率になるように分配する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
需要家ごとの、将来の所定期間の電力需要予測量および電力削減可能量を取得する予測量・削減可能量取得部と、 前記予測量・削減可能量取得部で取得された需要家の電力削減可能量を需要調整予備力として取引することにより、対価を取得する予備力取引部と、 需要家ごとの消費電力量を取得する消費電力量取得部と、 需要家ごとの、前記予測量・削減可能量取得部で取得された電力需要予測量と、前記消費電力量取得部で取得された前記所定期間の消費電力量との差を算出し、この差が小さい需要家程高くなるように各需要家のランクを決定する需要家ランク決定部と、 電力の削減要求が送信されたときに、予測量・削減可能量取得部で取得された電力削減可能量に基づいて各需要家の削減要求量を決定して需要家に通知するために送信する削減要求通知部と、 需要家ごとの、前記予測量・削減可能量取得部で取得された電力需要予測量と、前記消費電力量取得部で取得された消費電力値から算出した前記削減要求量の送信後の消費電力量とから、電力消費削減量の推定値である推定削減量を算出する推定削減量算出部と、 前記予備力取引部で取得された対価を、 電力の削減要求が送信されていないときには、前記需要家ランク決定部で決定されたランクが高い需要家程高い比率になるように分配し、 電力の削減要求が送信されたときには、前記需要家ランク決定部で決定されたランクが高く、且つ前記推定削減量算出部で算出された推定削減量が多い需要家程高い比率になるように分配する取引対価分配部と、 を備えることを特徴とする電力需給調整予備力取引システム。
IPC (2件):
H02J 3/00 ,  G06Q 50/06
FI (2件):
H02J3/00 C ,  G06F17/60 110
Fターム (3件):
5G066KA01 ,  5G066KA11 ,  5G066KD01

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