特許
J-GLOBAL ID:201203053321209081

複素バンドパスΔΣAD変調器及びデジタル無線受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人信友国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010052873
公開番号(公開出願番号):WO2010-101058
出願日: 2010年02月24日
公開日(公表日): 2010年09月10日
要約:
I及びQ経路間のミスマッチにより生じるイメージ成分の信号成分への影響を低消費電力で抑制できる複素バンドパスΔΣAD変調器を提供する。 複素バンドパスΔΣAD変調器10を、減算部20、複素バンドパスフィルタ30、加算部40、ノイズ抽出回路部50、ADC部60及びDAC部70で構成する。そして、ノイズ抽出回路部50は、ADC部60の入力信号及びDAC部70の出力信号に基づいてADC部60の量子化ノイズ信号を抽出し、該抽出した量子化ノイズ信号を1サンプル時間遅延し、該遅延した信号を所定角度だけ位相回転させ、且つ、該回転した信号をADC部60の入力側にフィードバックする。これにより、I及びQ経路間のミスマッチにより生じるイメージ成分の信号成分への影響を低消費電力で抑制できる複素バンドパスΔΣAD変調器を提供する。
請求項(抜粋):
アナログの複素信号をデジタルの複素信号に変換するアナログデジタル変換部と、 前記アナログデジタル変換部から出力される複素信号をアナログの複素信号に変換するデジタルアナログ変換部と、 外部から入力される入力複素信号から、前記デジタルアナログ変換部から出力される複素信号を減算する減算部と、 前記減算部から出力される複素信号に対して所定の周波数帯域の信号成分を通過させる複素バンドパスフィルタと、 前記アナログデジタル変換部に入力される複素信号及び前記デジタルアナログ変換部から出力される複素信号に基づいて前記アナログデジタル変換部の量子化ノイズ信号を抽出し、該抽出した量子化ノイズ信号を1サンプル時間遅延し、該遅延した信号を所定角度で位相回転させ、且つ、該位相回転した信号を前記アナログデジタル変換部の入力側にフィードバックするノイズ抽出回路部と、 前記入力複素信号、前記複素バンドパスフィルタから出力される複素信号、及び、前記ノイズ抽出回路部から出力される複素信号を加算し、該加算した信号を前記アナログデジタル変換部に出力する加算部と を備える複素バンドパスΔΣAD変調器。
IPC (1件):
H03M 3/02
FI (1件):
H03M3/02
Fターム (7件):
5J064BA03 ,  5J064BC06 ,  5J064BC07 ,  5J064BC08 ,  5J064BC11 ,  5J064BC16 ,  5J064BD01

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