特許
J-GLOBAL ID:201203055585275310

暗号化装置、復号装置、暗号化方法、復号方法、セキュリティ方法、プログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010057271
公開番号(公開出願番号):WO2010-123112
出願日: 2010年04月23日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
CCA安全性を向上させるためのみの空間を暗号文空間に設けることなくCCA安全性を向上させる。暗号化処理では、平文Mと共通鍵Kから第1暗号文C1を算出し、共通鍵Kに対応する値と第1暗号文C1に対応する値とを含む値を衝突困難な関数Hに入力して関数Hの関数値を算出し、それに対応するrを用いて第2暗号文C2=r・(Σμ=1nvμ・bμ)+ρ・bn+1∈G1n+1を算出する。復号処理では、第2暗号文C2∈G1n+1と鍵情報D1*=α・(Σμ=1nwμ・bμ*)+bn+1*∈G2n+1とを双線形関数eに入力して関数値S〜=e(C2, D1*)∈GTを算出し、関数値S〜に対応する値と第1暗号文C1とを衝突困難な関数Hに入力して関数Hの関数値を算出し、それに対応するr〜に対して、C2=r〜・(Σμ=1nvμ・bμ)+ρ〜・bn+1∈G1n+1を満たすか否かを判定する。
請求項(抜粋):
平文Mと共通鍵Kとを共通鍵暗号関数に入力して暗号文C1を算出し、当該暗号文C1を出力するように構成された共通鍵暗号化部と、 前記共通鍵Kに対応する値と前記暗号文C1に対応する値とを含む値を衝突困難な関数Hに入力して関数Hの関数値を算出するように構成された関数演算部と、 前記関数Hの関数値に対応する値rと、前記共通鍵Kに対応する値ρと、n次元ベクトルv→=(v1,...,vn)の要素vμ(μ=1,...,n)(n≧1)と、巡回群G1のn+1個の元を要素とするn+1次元の基底ベクトルbi∈G1n+1 (i=1,...,n+1)とを用い、第2暗号文C2=r・(Σμ=1nvμ・bμ)+ρ・bn+1∈G1n+1を算出し、当該第2暗号文C2を出力するように構成されたベクトル演算部と、 を有する暗号化装置。
IPC (1件):
G09C 1/00
FI (1件):
G09C1/00 610Z
Fターム (4件):
5J104AA01 ,  5J104JA03 ,  5J104NA02 ,  5J104NA39

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