特許
J-GLOBAL ID:201203087172165094

糖尿病の治療剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-232400
公開番号(公開出願番号):特開2012-087066
出願日: 2010年10月15日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
【課題】糖尿病治療に有用な新規治療的耐糖能増強療法を開発する手段を提供する。【解決手段】本発明では次の手段を提供する:セマフォリン3Eの特異的受容体であるプレキシンD1の膜外領域のアミノ酸配列からなるポリペプチド、該アミノ酸配列と相同性を有するアミノ酸配列からなるポリペプチド、および前記いずれかのポリペプチドを含むポリペプチドから選ばれるポリペプチドであって、セマフォリン3Eの耐糖能障害作用を阻害する作用を有するポリヌクレオチドを含む糖尿病の治療剤、並びに耐糖能増強剤;前記いずれかのポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む糖尿病の治療剤、並びに耐糖能増強剤;前記ポリペプチドまたは前記ポリヌクレオチドを対象に投与することを含む、糖尿病の治療方法、並びに耐糖能の増強方法;およびセマフォリン3Eの耐糖能障害作用を阻害する効果を有する化合物の同定方法。【選択図】図8D
請求項(抜粋):
下記の群から選ばれるポリペプチドを含む、糖尿病の治療剤: (i)配列番号1に記載のアミノ酸配列で表されるポリペプチド、 (ii)配列番号1に記載のアミノ酸配列と少なくとも90%の相同性を有するアミノ酸配列で表わされるポリペプチドであって、セマフォリン3Eの耐糖能障害作用を阻害する効果を有するポリペプチド、 (iii)配列番号1に記載のアミノ酸配列において、1乃至10個のアミノ酸の変異を有するポリペプチドであって、セマフォリン3Eの耐糖能障害作用を阻害する効果を有するポリペプチド、 (iv)前記(i)から(iii)のいずれかのポリペプチドを含むポリペプチドであって、かつセマフォリン3Eの耐糖能障害作用を阻害する効果を有するポリペプチド、および (v)前記(i)から(iii)のいずれかのポリペプチドとイムノグロブリンG1のFc部分のポリペプチドとの融合ポリペプチドであって、かつセマフォリン3Eの耐糖能障害作用を阻害する効果を有するポリペプチド。
IPC (6件):
A61K 38/00 ,  A61P 3/10 ,  A61K 48/00 ,  C12Q 1/02 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50
FI (6件):
A61K37/02 ,  A61P3/10 ,  A61K48/00 ,  C12Q1/02 ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/50 Z
Fターム (35件):
2G045AA40 ,  2G045BB20 ,  2G045CB01 ,  2G045DA36 ,  2G045FB03 ,  4B024AA11 ,  4B024BA80 ,  4B024CA02 ,  4B024DA02 ,  4B024GA11 ,  4B024HA11 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ79 ,  4B063QQ91 ,  4B063QR77 ,  4B063QR80 ,  4B063QS24 ,  4B063QS31 ,  4B063QX01 ,  4C084AA02 ,  4C084AA13 ,  4C084BA01 ,  4C084BA02 ,  4C084BA08 ,  4C084BA22 ,  4C084BA23 ,  4C084BA41 ,  4C084CA18 ,  4C084CA53 ,  4C084CA59 ,  4C084NA14 ,  4C084ZC352
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 虚血性心血管系疾患の治療剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-286293   出願人:国立大学法人千葉大学, 財団法人かずさディー・エヌ・エー研究所
審査官引用 (1件)
  • 虚血性心血管系疾患の治療剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-286293   出願人:国立大学法人千葉大学, 財団法人かずさディー・エヌ・エー研究所
引用文献:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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